※睡眠導入剤が減った。実家隔離はひとまず終了。
服薬後の通話を避けるよう言われた、こまやかな調整無理そう。通話自体を避ける。
LINEは見てますがスマホをリュックに入れていることが多いので気が付かないかも。
DiscordのDMはPC開いてる時しか見えないです。
4時 就寝。
電車移動のせいか寝付けなかった。睡眠導入剤と安定剤を入れて眠る。
動いてないのに暑いよシリーズ、好き。
11時 起床
飲んだ時間が遅いので睡眠導入剤が残っていて頭の回転が遅く辛い。
普段は12時過ぎまでゴミの回収が来ないので、病院に行きがてら捨ててこようと思ったらちょうど回収された後だった。100mほど走ってゴミ収集車のお兄さんに直接渡す。
わざわざこちらに歩いてきてゴミ袋をがっしりと掴んで回収してくれた。なんて対応が良いお兄さんなんだ……と明るい気持ちになる。艶のない無造作な金髪がヘルメットで潰れて表情が見えないのがクールだった。
12時 移動
13時 病院。
服薬なしでの睡眠は難しかったこと、睡眠導入剤の量を半分に調整してちょうど良かったことを報告。減薬の要望が通る。
以前の酔うタイプの睡眠導入剤は使っていないが、それでも服薬後の通話は厳禁ですよと再度注意を受ける。日付が変わるまでには入眠していたい、という目標が設定された。
早く復帰したい、という気持ちは伝えてある。不眠に関しては根性でなんとか出来ない部分なので、服薬を中心にしっかり段階を踏んで治療しましょう、と慰められる。
テキストでのやり取りは再開してもいいかな、でも通話はちょっと控えておこうかな、という感じで1週間やっていく予定。
14時 薬局
流石に薬剤師のお姉さんとも顔見知りになってきた。
睡眠導入剤、苦いですか？と聞かれたので一日中苦さが続くんですが……と相談。皆さん割と苦味が残るって言いますね、とのこと。では我慢して飲みます。頑張ってください。和気藹々。
量が半分になるので、苦味が残る時間も短くなるといいなぁ。
飽きるまでスタバで骸骨を模写したりする。
宮崎夏次系に再度挑む。『と、ある日のすごくふしぎ』をKindleでも買ったのでパラパラと読んでいる。
と、ある日のすごくふしぎ | 宮崎夏次系 |本 | 通販 | Amazon
「独特の筆致で軽やかに」って言われてるんだろどうせ！悔しい！ごちゃごちゃっとした背景を読みやすくまとめている！画面内の動きのコントロールが繊細！全部の線が意図されている！気が狂う！「漫画がうますぎるんだよな」になる。
宮崎夏次系の絵を模写しても、そのコマそのコマで崩し方が変わるので、宮崎夏次系の絵にはなれないという部分もキーッとなる。映画のかっこいい構図とか模写していって、そこから崩していって、という感じになるのかも。
16時 家に帰る。
久しぶりにLINEを見る。楽しそうな動画が送られてきていた。
一週間近く実家にいただけなのに、すごい、人間がいる！みたいな衝撃を受ける。
カメラを向けられた人って基本的にカメラを認知して何かしらの反応を送るわけで、社会から隔離されているなぁという気持ちの自分からすると、窓の向こうからわたしを見て手を振っている人がいるのにこちらからは何もアクションが取れないさみしさみたいなものを感じる。的な。
人間の数が多くてびっくりした。
イベントがあり、強制出席らしいので急いで髪を切る予約を入れる。
20時 帰宅。久しぶりにApexやる。
まだプラチナ帯に上げていないのでコツコツやる。ゴールド帯なら流石に撃ち負けることはないけど、慎重な立ち回りは欠かせない。撃ち合いだけで勝ち続けられるほどは強くないので。
コインが溜まっていたのでエヴァ感が強すぎるレヴナントのスキンを買った。かっこいー。男性キャラはS字に立たせよという言葉があるように……って言ってたのは弐瓶勉ファンの誰かだった気がするけど、S字に立たせるの自体は昔からあると思う。
21時 ぼんやり。洗濯をする。
23時 またApexをやる。プラチナまであと少し。
ウィダーインゼリーを飲み、洗濯物を干して就寝。
睡眠導入剤が半分の量になっている。安定剤も併用して日付が変わるまでに寝付くことを期待。実家の布団の厚さと比べるととても過ごしやすい環境なので、安眠できるはず。
オーバーロードの感想も書きたい。
双子ダークエルフの女装してる方ことマーレくんが大活躍するので良かった。
今回装備していた防具のお腹が露出してるのってマーレを作ったプレイヤーの趣味なのか、防御力の低い腹部に攻撃を集中させてカウンターを狙うためなのか、どっちなんだ。
鎧には痛覚を無効にする効果が備わっていない→鎧の制作者は着用者が腹部を攻撃されて苦しむことを期待している→マーレの制作者「ぶくぶく茶釜」さんがマーレを作るときに密かにサディスティックな欲望を持っていた可能性がある
という推測ができるような書き方をしていたけれど、鎧が作られた時点では痛覚って存在しなかったのでは？ゲームの時は趣味で作っていた衣装で、現実的な世界に持ち込まれた結果、腹部に攻撃を誘うような意図に見えるようになったって話でいいのかな。
『オーバーロード』は読み解こうとすればどこまでも設定が深堀りできるように作ってあるけれど、掘ったところで物語そのものの読解はあまり深まらないという罠がある気がする。
掘ろうと思えば掘れるという意味で、わたしが好きなアニメ映画『君は彼方』と似ている。これは悪口になるのか？『君は彼方』は作品全体に繋がってしまうパーツがばらまかれているけれど、『オーバーロード』は話の本筋に戻ってこない無数の枝葉が出ていて全体としての情報量は多いものの無視してしまっても特に問題がないので尻すぼみになっていく感がある。悪口っぽく書いてしまうけど、好きで読み続けている作品だし他の作品では満足できない独特の味があって名作。
オーバーロード16巻、エルフ系の超越者3人を使って「種族として力を増す、強者の子孫を増やす」ことについてあれこれ書いてるのかなぁと思った。
オーバーロードの世界では高レベルまで到達できる才能ある一人が数千人を相手にして戦うことができてしまうし、人間を含め様々な種族が縄張り争いを繰り広げていた歴史があって種族としての力を増す=強い個体の子孫を増やすことが重視されている。
今までは非人間型の種族でそういう話を書いていたのが、今回ついにエルフっていう人間に近い種族で血筋の話を再演しているのだなぁ。
自分の国が滅びかけていても気にせず自分の子供がどれだけ強くなるかを試す子供ガチャを回し続けているエルフ王は善人ではない存在として描かれているけれど、この世界の勢力争いの歴史を考えると間違ったことをしているわけでもないというのがオーバーロードっぽいバランスのとり方だなと思う。
エルフ王の娘で子供ガチャの被害者という立場の「絶死絶命」さんも母の仇として復讐を狙ってはいるものの、父親以上の超越者である自分の子供がどれだけ強くなるかについては興味を持っていて、自分に勝てる男がいたら子供を生んでもいいと考えているあたり発想としては強さの上限を見たいという立場。
超越者である親を超える子供が親殺しをする、という物語にレベル100でカンストしている真の超越者マーレが割り込んでくる、という3段重ねアイスみたいになってる。
一般人と力の差がありすぎて対等な存在として見ることができない、弱い存在を自分の道具程度にしか考えられない、目線を下げて対話しようとしても噛み合わない、という超越者の境地についてはエルフ王、「絶死絶命」さん両方のエピソードで語られているわけだけど、その二人を超える強さのマーレはそもそも他人の存在に全く注意を払わないという徹底した性格になっている。生まれついて100レベルなので強くなるための努力とも無縁、プレイヤーに作られた存在なので自分の種族について考えることもなく、与えられた能力を十分に発揮できるかどうかしか興味を持たない。
超越者同士の復讐劇、強者故の無関心、種族同士の勢力争い、諸々について説明した上でレベル100のマーレが何も感じないまま踏み潰して終わる、ああ無情、というオーバーロードらしい虚無感がある。
「絶死絶命」さんの「自分より強い男がいたら子供を生みたい」がマーレに負けたことで条件クリアしているので、数十年後マーレが子供作れる年齢になったら子供作る実験するんだろうなとは思うんだけど、オーバーロード本編がそこまで先のことを描いてくれるかはなんとも。
エルフ王も自分の子供について強さ以外は無関心だったけど、マーレが父親になったとしても自分の子供への愛着は全く無いだろうなというのが想像できる。
オーバーロードは他の国を滅ぼす度に色々な方法で支配、影響力を与えていくんだけど、エルフの国に関しては血筋での支配になるんだろうか。過去のプレイヤーの血を引く、先祖返りの才能がある血筋がナザリックに取り込まれてしまっているので、エルフが種族としての強さを増強したいと思った場合はナザリックと親密な関係を保つ必要があるわけで。エルフ王がやっていたことがより強いエルフ（マーレ）によって引き継がれ、純粋なエルフの血筋はいつか絶えていく（絶死絶命の人間の血、もしくはダークエルフの血が混ざる）って話なのかな。
