思い出すためのメモ

忘れないようにメモします

2022/11/28 加速加速加速→通院

睡眠導入剤1mg。寝る前に攻撃的になりすぎてしまい、抗不安薬服用。

 

 当初コミュニティのバランスの話やパワーバランスについて得意げに語っていたのが、抗不安薬で脳の回転が落ちると一転して弱気になり「人間は究極的には孤独!」「自分が1人しかいないのが怖い!」という不安についてわめく。

 「死にたくないのではなく、自分の死に向き合えるのは自分1人なのが怖い!→でもその孤独を前提にした上で、寄り添おうとするのが人間の美しさなんだよなぁ…」と完全に脳みそが溶けた感想を言ってから寝る。

 

 「ノーザンクロス」を爆音で聴いて真理に到達する。「誰か空虚の輪郭をそっと撫でてくれないか」なんだよ。輪郭をそっと撫でることしかできないんだよ。それが尊いんだよ。

※ここで言う真理の到達は躁っぽくなってあらゆる物事が一つの線で関係付けられてしまうことなので、妄想と独自解釈が自分の中で一つの形になったというだけの意味です。

 

 NetflixのSF作品『オルタードカーボン』では自分の人格コピーを作る行為(ダブル)を禁止していたけど、人格をコピーした複製と定期的に同期を取り合いながら自分自身の唯一性を捨てて偏在していきたいよ。希釈されてアリとかクラゲみたいになって生態系の一部になりたい。わたしがわたしを捕食する様子をわたしが眺め、わたしからわたしが生まれるようになりたい。

 

 発狂することに対する恐怖があるので、どんな思い付きも書き出すことにしている。発狂していないか確認するために書き出して、自分で読んで確認している。

 眠気と抗不安薬でぐんにゃりとしてしまったけど、収穫も多かった。

 

2時。まだ「ノーザンクロス」聴いてる。

 「旅のはじまりはもう思い出せない」

  →人間はこの世界に産み落とされてしまってから自我を獲得するからね

 「誰か空虚の輪郭をそっと撫でてくれないか」

  →この曲最大の名フレーズ

   絶対的な孤独つまり空虚に触れられなくてもせめて輪郭を撫でて欲しい、

   断絶を認識した上で互いに相手の存在を求め合うことへの希望ですよ

 

 この曲で言うところの「君」は自分と他者に世界を分けた時の他者を指していて、つまり人間が絶対的に抱えている孤独越しに見える「君」にそれでも手を伸ばそう心を通わせようとする試みを恋愛に例えて歌っているのだな。

 「宿命(自分が唯一の存在であり孤独であること)に貼り付けられた北極星(運命)が燃えている」最高すぎる。

 

 2番の歌詞も凄まじくて

 

 誰か夜明けの感傷でぎゅっと抱いてくれないか

 夢の軌道にはじかれて飛び散るだけの愛のなみだ

 それがむき出しの傷みでいい

 宿命に呼び戻された北極星が泣いてる

 どうせ迷路生き抜くなら

 君を尽きるまで愛して死にたいよ

 

 夜明けの感傷でぎゅっと抱いても孤独からは逃れられないので北極星は宿命に呼び戻されて泣いているわけですよ。「夢」を到達できない完璧な相互理解とするなら、その夢を追えるなら、その道すがら夢を追うがゆえに飛び散った涙がむき出しの「傷み」孤独そのものであってもいいと言い切ってる。

 目的に辿り着けず迷路を生きてゆくのであれば、君、他者を尽きるまで愛して死にたい(生そのものの孤独さを考えれば、命を掛けて求めれば求めるだけその不可能さが際立つのだなぁ)

 わたしとあなたの絶対的な距離を宇宙、星と星の距離に例えて歌い上げている。

 

 はー涙しか出てこない。

 ライブの「北極星」のところで十字の振り付けと天を指差す振り付け入るのもいいですね。全部わかりました。

 明日目が覚めたら自分でも何を書いているのか理解できなくなると思うけど。

 

 気持ちが昂ぶってるから好きなもの書き散らかそう。

 

『伯爵家女中伝』

 自分を育てた乳母に導かれて女中達に手を出しまくりながら貴族の父親から屋敷の支配権を奪い取って自分の野望に突き進んでいく青年ウィルの成長譚なんですけど、作りとしては『DEATH NOTE』と同じで、ウィルに力を与えた乳母のトリスがウィルを絡め取っていこうとする強大な敵としても立ちはだかるのが熱い。

 わたしとしてはリュークと月の終わり方がすごい好きなので、ウィルがトリスに飲み込まれて敗北する決着が読みたい。ただのR18小説じゃんって言われると泣いてしまう。続編が全然来ない。元々挿絵が鈴木健也先生で最高だった。

 鈴木健也先生の『蝋燭姫』の「人はパンのみにて生にあらず」を肉も食べなきゃ駄目ですよという意味で使うシーンとかもめちゃ良かったよね。

 

ヴァルキリードライヴ マーメイド

 多感な時期に見て多大な影響を受けた作品はなんですか、と聞かれたら『プリパラ』と一緒にあげる作品だと思う。

 セクシー路線のエロアクションアニメですという顔をしつつ滅茶苦茶にメッセージ性が強くて、所謂眼差される美少女側からの反抗を描いている(とわたしは読んでしまった)のが衝撃的だった。

 つまりフィクションの男性向け美少女って性格は設定されているものの、そこに現実の人間と同じような精神の構造って求められていないじゃないですか、なのにこの作品は男の都合で生み出されたような美少女たちが自分たちの自由を獲得するために閉じ込められた檻からの脱出を目指すのがすごい。

 ものすごく自己批判的な作品になっているように思える。

 詳細は長くなるので書けないんですけど、物語の中で終始高圧的な態度を取っていたシャルロット・シャルゼンさんが率いている集団「アーデル」がなぜリブレイターばかりなのか、物語世界の過去に行われたであろう人間の選別と奪い合い(武器化するエクスターは戦力のために拉致/奪い合いの対象にされるが、エクスターを武器化する側のリブレイターの人数はあまり必要とされない)を考えるとシャルロットさんがリブレイター達の誇りを守るために特権階級としてアーデルの面々を受け入れるように要求したんじゃないのって考えてしまって涙が止まらない。

 最後、シャルロットさんが誰にも顧みられずに硬い床に倒れている場面、能力を失ったことを全く後悔しないという描写だけで上記の内容がすべて理解出来てしまって誇張抜きに涙が止まらなかったです。

 小説とかで補完されてたら妄想が間違っているかもなので恥ずかしいけど。

 

キルラキル

 今日電車でちょっとキルラキルの話したんですけど、布と人間を対比して最後裸で妹を受け止める鬼龍院皐月様の人間性、苦い珈琲を我慢して飲んでいたことを悟らせないエピソード、蛇崩乃音との馴れ初め、などなど気持ちよすぎる展開は多いもののテーマを全部言葉で説明するのがちょっと過剰な感じがして見返す気が起きないのが不思議。

 OPの両陣営が並走するシーンとかも好き。

 

3時。脳みそが力尽きてきたので寝て明日追記しよ。アドレナリンが足りない。

 Apexでオクタンを使うのも興奮剤使った時に音が聞こえにくくなるのが興奮状態を思い出させてくれて好きだからなんだよなー。高校生の時にアドレナリン出しすぎて脳がだめになっちゃった。

 

10時起床。

 眠気は感じるものの、薬由来の眠気ではないので単なる夜ふかし。

 睡眠導入剤は1㎎に減らし、最終的には0にしたい。

 寝たり起きたりしている間に夢と現実が曖昧になり激怒した状態で目が覚める。人と話してすーっと落ち着く。ここ最近の情緒不安定さはなんなのか。

 

12時までぼんやりと過ごしてしまう。
 病院に行くお金がない→部屋中探してお年玉を見つける→これで病院に行こう。泣ける。

 

13時。スタバで生活記録を書く。

 店内で爆音web会議していたサラリーマンが怒られていた。なぜ行けると思ったのか。「今店内でスピーカーで音出してますけどもっと音量上げることも出来ますよ」→すごい。

 先週はとにかく寝るか外出するかの二択という感じの生活だった。

 

14時。通院終了。

 睡眠導入剤は1㎎に減らす。順調に減薬出来ているねと褒められ嬉しい。

 情緒不安定な部分に関しては復職に向けて緊張が高まっていることだったり鬱からの回復だったり、睡眠導入剤で気分が高揚する部分があったりするから一概には言えないな〜という話を再度される。

 現状問題行動にはつながっていないので、まあ色々切り分けながらやっていきましょうという感じ。特定の条件が揃うと過去の嫌な思い出が顔を出して発作出るっぽいという話も念の為再度伝えておく。

 

15時。甲賀忍法帖読み返して感動。

 小説漫画アニメ全部読んで見て、やっぱり小説が好きかな〜って思う。

 

16時。帰る。

 帰って眠る。

 

19時。起床。

 忘年会について話し合っている通話に参加する。

 何とか参加時間を捻出したいところだが…!

 

 その後発狂。

 

 2時くらいまで激怒し続けていた気がする。